TIFFCOM出展

VARIETY誌 笹沢左保:「木枯し紋次郎」紹介記事(英文)

https://variety.com/2018/film/asia/soon-spotlight-saho-sasazawa-1202998965/

笹沢佐保英文記事

 

TIFFCOMでSoon社、笹沢佐保の脚光を狙う(原題:TIFFCOM: Soon Seeks Spotlight for Saho Sasazawa)

笹沢佐保 (1930-2002) といえば、日本で最も劇化されているTV・映画原作者といっても過言はなかろう。笹沢が何らかのライターの形でクレジットに名を連ねる制作物はじつに380点を超える。日本のサムライ×ウェスタンのジャンルを確立した立役者のひとりであり、同ジャンルの黒澤明『七人の侍』がハリウッド映画『荒野の七人』にリメイクされ成就を果たしている。

現在、東京本社のSOON社が著作権所有する笹沢作品。その秘められた可能性について、今週開催の東京国際映画祭TIFFCOMでSOON社長・菅谷覚(敬称略)はこう語った。「笹沢文学は、イマージュリーが豊かで、とにかくサスペンス感満々なんです。現代もの・時代劇とあり、すんなり映画化やRPG化できます」

菅谷は笹沢の著作物をパチンコ台メーカーに使用権授与した実績がある。パチンコ台にはポップ文化の創造世界がテーマに使われることが多いのだ。

菅谷は言う。「笹沢は日本ではもはやレジェンドなので、その作品を脚本化・映画化する話は松竹など大手ともしています。しかしいかんせん、国際的な知名度が欠けている。ですので、その活き活きとした文章になんとか注目を浴びせようと、こうして奔走している次第です」

例えばスティーブ・マックイーンを大スターにのし上げた『拳銃無宿』(“Wanted: Dead or Alive”)と笹沢作品には共通点があるという。チャンバラ劇と西部劇との接点が見いだされるようになった展開も、この作家の貢献が大きいとのことである。

笹沢作品には広大なる冒険や、未知の彼方へ馬上で去り行くような感があり、ジョン・フォード監督映画を想起させると菅谷は意見する。「今の時代、プロデューサーたちは翻案する原作品を色々とお探しになっていますが、笹沢作品には一見の価値があると思います」と弊誌<バラエティ>に語った。

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